先週末、固定資産税の納付書が届きました。
建て替え前と建て替え後で、どれぐらい税金が変わるのか不安でした。
約築50年の家が、築1年の家になりました。
延床面積が約53平米から約68平米に、約3割、広くなりました。
家の価値は上がっています。
だから、税金は高くなります。
ドキドキしながら、昨年の納付書と今年の納付書を比較しました。
(※土地は除く。端数除去額は考慮せず。)
固定資産税課税標準額
「固定資産税課税標準額」、税額を決めるために基準にするおうちの金額。
建て替え前(昨年)
52.89平米/居宅/木造/瓦葺/地上2階
固定資産税課税標準額 629,191円
家にある家電とパソコンを買った値段を足し算したら、この金額を超えてしまうんじゃないだろうか…。
建て替え後(今年)
67.82平米/居宅/鉄筋コンクリート造/陸屋根/地上2階
固定資産税課税標準額 6,237,025円
建て替えで約10倍に跳ね上がりました…笑。
コレを踏まえて、税金が計算されるわけ…泣。
固定資産税
固定資産税は、昨年と比べて、約10倍になってます。
今年 87,318円
事前に調べて、予想して、覚悟もしていたつもりですが、送られてきた税額を見ると、胃がヒリヒリしてきます。
でも、期間限定の新築住宅軽減が効いて50%OFF。
少し、負担が和らぎます。
今年の固定資産税は、43,659円のお支払いです。
新築住宅軽減は、建ててから3年間適用。4年目からの負担を、覚悟しておかねば…。
あと、固定資産税と一緒に納める「都市計画税」について。こちらも、高くなっていました。
都市計画税
都市計画税も、建て替え前と比べて約10倍になりました。固定資産税と違うのは、納税額が軽減されないことです。
今年 14,345円!
今年は14,345円を納めます。
納税額
固定資産税と都市計画税をあわせて、建物に課された納税額は下記の通りです。
今年…43,659円 + 14,345円 = 58,004円
今年の納税額は58,004円です。
(実際には端数切り捨てがあります。)
昨年と今年の差額は、47,749円の増額で済みました。
でも、これは新築住宅軽減が適用されているから。
3年後を見据えて、仮に新築住宅軽減がなかった場合を計算しておこうと思います。
仮に新築住宅軽減がなかった場合
固定資産税 + 都市計画税 = 納税額
87,318円 + 14,345円 = 101,663円
1万円ちょっとが、10万円超えかぁー。
計算しておいてナニですが、知らないほうが幸せだったかも?
…税金って、高いのね>_<;。
(追伸)
家屋に関する固定資産について、調べたことをメモ書きのように残します。
不安だったので、固定資産評価基準について、私なりに調べてみました。
ド素人の私(狭太)の調べです。解釈に間違いがあるかもしれませんし、掲載内容に責任は持ちません。ご留意願います。
建物は、築年数が経つと評価が下がっていきます。
だから、建物に掛かる税金が安くなっていきます。
その基準の目安が経年減点補正率です。
木造とRC造で、評価が下がるスピードが違います。
経年減点補正率
鉄筋コンクリート造 | 木造 | ||
経過年数 | 経年減点 補正率 |
経過年数 | 経年減点 補正率 |
1 | 0.8000 | 1 | 0.80 |
2 | 0.7500 | 2 | 0.75 |
3 | 0.7000 | 3 | 0.70 |
4 | 0.6912 | 4 | 0.68 |
5 | 0.6825 | 5 | 0.67 |
6 | 0.6737 | 6 | 0.65 |
7 | 0.6649 | 7 | 0.64 |
8 | 0.6561 | 8 | 0.62 |
9 | 0.6474 | 9 | 0.61 |
10 | 0.6386 | 10 | 0.59 |
11 | 0.6298 | 11 | 0.58 |
12 | 0.6211 | 12 | 0.56 |
13 | 0.6123 | 13 | 0.54 |
14 | 0.6035 | 14 | 0.53 |
15 | 0.5947 | 15 | 0.51 |
16 | 0.5860 | 16 | 0.50 |
17 | 0.5772 | 17 | 0.48 |
18 | 0.5684 | 18 | 0.47 |
19 | 0.5596 | 19 | 0.45 |
20 | 0.5509 | 20 | 0.43 |
21 | 0.5421 | 21 | 0.42 |
22 | 0.5333 | 22 | 0.40 |
23 | 0.5246 | 23 | 0.39 |
24 | 0.5158 | 24 | 0.37 |
25 | 0.5070 | 25 | 0.36 |
26 | 0.4982 | 26 | 0.34 |
27 | 0.4895 | 27 | 0.33 |
28 | 0.4807 | 28 | 0.31 |
29 | 0.4719 | 29 | 0.29 |
30 | 0.4632 | 30 | 0.28 |
31 | 0.4544 | 31 | 0.26 |
32 | 0.4456 | 32 | 0.25 |
33 | 0.4368 | 33 | 0.23 |
34 | 0.4281 | 34 | 0.22 |
35 | 0.4193 | 35以上 | 0.20 |
36 | 0.4105 | ||
37 | 0.4018 | ||
38 | 0.3930 | ||
39 | 0.3842 | ||
40 | 0.3754 | ||
41 | 0.3667 | ||
42 | 0.3579 | ||
43 | 0.3491 | ||
44 | 0.3404 | ||
45 | 0.3316 | ||
46 | 0.3228 | ||
47 | 0.3140 | ||
48 | 0.3053 | ||
49 | 0.2965 | ||
50 | 0.2877 | ||
51 | 0.2789 | ||
52 | 0.2702 | ||
53 | 0.2614 | ||
54 | 0.2526 | ||
55 | 0.2439 | ||
56 | 0.2351 | ||
57 | 0.2263 | ||
58 | 0.2175 | ||
59 | 0.2088 | ||
60以上 | 0.2000 |
(参考)
総務省 固定資産評価基準
第2章 家屋(PDF)(84ページ&265ページ)
経年減点補正率は0.20まで下がると打ち止め。これ以下にはなりません。
昨年の我が家は、築49年の木造住宅でした。上記表で言うところの木造で、経過年数35年以上、経年減点補正率0.20が適用されていました。
今年の我が家は、鉄筋コンクリート造で、経過年数1年、経年減点補正率0.8000が適用されていることになります。
昨年と今年を比べると、経年減点補正率は4倍に。
でも、今回の建て替えで、固定資産税課税標準額は、4倍どころか、約10倍になっています。建物の床面積が3割広がっていることは、当然、影響があるはずです。あとは、約50年前の木造住宅が現代のRC住宅になっていることも評価額に影響があるのかもしれません。
勉強になりました。
税金わかりずらいですね?
木の子さん、いつもコメントを有難うございます。
勉強になっているのは、私の方です。
こちらこそ、ありがとうございます。
税金については、建て替え前に調べてみたものの、
あまりにも、従来の税額とかけ離れているので、
「そこまでは上がらないでしょー」と、
内心で甘く見ていたのかもしれません(^_^;。
建て替えの方、特に、
木造から鉄筋コンクリート造に建て替える方は、
しっかり調べて、覚悟しておいたほうがいいと思います。